水の溢れた瓶が壊れる音がした
底にポッカリと穴が空いた
頭の中の線が絡まって解けない
声を出したいだけなのに
なぜ どうして
歌声 歌声
大きな口をあけて 鯨のように
笑い声 泣き声
色んな声が重なって大きな波になる
どうやって飛べてたかも
忘れた者がいた
電線の上でポツンと
ただ立ち止まってた
何もできない時は
何もしなくていいって
どこかの誰かが囁いてくれた
歌声 歌声
どんな形でもいい 怖がらずに
笑い声 泣き声
色んな声が重なって力になってく
嗚呼〜
誰に届けたいとか誰のためにとか
言葉にしなくていいから歌ってみよう
嗚呼〜