久しぶり 元気ですか
電波に乗ってあなたの声
ひとつの壁が風を止めた
街を割いた 話
噂は信じないけれど
明日の夜 青年たちが
土を掘り光を灯しにやってくると
長い夢が叶うのか
この狭い壁の中から
絵本でみた海は何色なんだろう
夢物語じゃない
本当の話 命守るため
小さき手を掲げ
壁を越えて 大地の上で 杯を交わそう
薄い壁の向こう側
月に行く方が早い
宇宙からみれば儚く輝く
愚かな光
狼の眼差しが 夜を裂く中で
トンネルをひたすらに進む声の方へ
泥の匂いも水まみれ
何もかも気にしない
自由へ飛び立つんだ
仄暗い世界の中から
夢物語じゃない
本当の話 命守るため
小さき手を掲げ 壁を越えて
大地の上で 杯を交わそう
いつかは ひとつになると
世界の願い込めて 歌う
小さきものが揃えば
それは偉大な力へ 向かう
夢物語じゃない
本当の話 命守るため
小さき手を掲げ 壁を越え
大地の上で 杯を交わそう