2024年を振り返ると、本当にいろいろなことがありました。今年5月に初めて人前で演奏をしたんです。

ずっと夢見ていたステージに自分が立てるなんて思わなかったので、あのときの景色と感動は一生忘れません。最初は足が震えるほど緊張しましたが、ステージの上で音を出す瞬間は「私、生きてる!」っていう強い実感が湧いて…。

そこから作詞作曲に挑戦して、12月には初めてのワンマンライブを満員で開催することができました。応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。みなさんのおかげで、「まだまだ自分はやれるんだ」って信じられるようになりました。

でも実は、この2024年が明けた頃は、人生でいちばん苦しい時期を迎えていました。雨の日に自転車で転んでしまって、心まで折れそうになって…。けれど音楽の力や、人との出会いがどれほど大きな支えになるかを痛感しました。ライブを重ねていくうちに、新しい仲間が増えて、思いっきり楽しんで、一歩ずつ前に進めたんです。何かを創り上げるときって、決して一人ではできないんだと改めて感じました。だからこそ、ここまで支えてくださったみなさんには感謝しかありません。

9月には「音魂」という音楽メディアを立ち上げました。音楽を生み出す方々の“生き様”にもっと焦点を当てたい、単なる作品紹介だけでなく、そこに至るまでのストーリーや想いを一緒に届けたいという気持ちからです。

ありがたいことに、2025年は音魂としてフェスの取材依頼をいただいていますし、個人的にもフェスのバックドロップデザインや各種デザインのお仕事、さらにはカメラマンとしてのご縁にも恵まれそうです。ある方のワンマンライブではライブペイントにも挑戦させていただきます。音楽も絵もカメラもメディアも、好きなこと全部まとめて大きく育てていきたいと思っています。

そして12月には台湾を一周してきました。あえて翻訳機を使わず、拙いながらも自分の言葉で伝えたいと思ったんです。

現地の言葉で話すと、相手の文化や国へのリスペクトがきちんと伝わると思うんですよね。実際、台湾の方々はとても温かくて、私のつたない中国語にも親身に耳を傾けてくれました。この旅で得られた経験は、私にとってかけがえのない宝物になりました。

さて、2025年に向けては、これまで育んできたプロジェクトを大きく花開かせたいと考えています。音魂は関西から全国に広げて、インディーズだろうとメジャーだろうと関係なく、音楽を愛する人々を繋げるメディアを目指します。ほかにも実業家としての準備を進めていて、この公式サイトはいわゆる“アーティスト専門”というよりも、私自身のいろいろな可能性を載せていく場所にしたいんです。もしこのサイトを見てくださっている方がいらっしゃいましたら、どうぞ楽しみにしていてください。

2024年は人前での初ステージや満員のワンマンライブ、台湾一周や音魂の立ち上げなど、振り返ると“初めて”だらけの一年でした。たくさんの壁にぶつかりながらも、応援してくださるみなさんの支えがあったからこそ、一つひとつ形にしてこられたと思っています。私の音楽や活動が少しでも誰かの希望や楽しみになっていたら、それだけで頑張る意味があると感じます。2025年も、もっと熱く、もっとパワフルに、でも肩の力を抜くところは抜きながら、いろんな形で表現と事業にチャレンジしていきたいです。その姿をこのサイトを通じて発信していきますので、どうか見守っていただけたら嬉しいです。

最後になりますが、応援してくださるすべての方々に、心からの感謝を伝えます。本当にありがとうございます。これからも笑顔と音楽、アート、そしてまだ見ぬ可能性を胸に、一歩ずつ前に進んでいきます。2025年は、これまで蒔いてきた種がしっかり花開く一年に――そしてみなさんと一緒に、もっとワクワクする未来を創りあげられたらと思っています。

それでは、これからもよろしくお願いします。
いつだって、未来は私たちの想いと行動次第でいくらでも変わっていくと信じています。